ビルクリーニング
建物の清掃や衛生管理を行う仕事です。清掃用具と作業手順の理解が必要です。
平均給与
平均年収:297.4万円
短時間労働者の平均時給:1,233円
日常清掃か機械を使う定期清掃か、短時間勤務かフルタイムか、現場責任者を担うかなどで条件が変わります。基本給、早朝・深夜の勤務条件、現場間の移動時間の扱い、賞与や資格手当を確認しましょう。
どんな仕事?
オフィスビル、商業施設、学校、病院などの清潔さと衛生状態を保つ仕事です。床材や汚れに合う洗剤・道具・機械を選び、建物を傷めず、利用者の通行を妨げないように清掃します。
- 日常清掃:床のほこり取りや掃除機がけ、トイレ・洗面台の清掃、ごみの回収、消耗品の補充などを行います。
- 定期清掃:日常清掃では落としにくい汚れを、床洗浄機などで除去します。床材に応じたワックスがけやカーペット洗浄なども担当します。
- ガラスなどの清掃:窓ガラスやドア、手の届きにくい場所などを清掃します。担当範囲と作業方法は現場によって異なります。
- 仕上がりの確認:汚れの取り残しや床の濡れ、備品の不足などを確認し、破損や異常があれば責任者に報告します。
この仕事の特徴・働きがい・大変なところ
段取りと仕上がりが大切です。 決められた時間内に、清掃場所の順番や人の通行を考えて作業します。建物ごとの作業手順や衛生基準を守り、利用者の安全に配慮しながら進めます。
仕事の成果が目に見えます。 床の汚れが落ちた、トイレを気持ちよく使える状態にできたなど、作業前後の変化を確かめられます。道具や機械を使いこなし、効率と仕上がりの両方を改善することも働きがいにつながります。
立ち仕事と繰り返し作業が多い仕事です。 歩く、かがむ、道具を運ぶといった動作が続きます。トイレやごみなどの汚れに触れる作業もあり、衛生管理や保護具の使用が欠かせません。洗剤の使い分けや、清掃中の床での転倒防止など、安全な手順を守る必要があります。
建物の利用時間に合わせて早朝・夜間に働く現場もあります。同じ建物に常駐する仕事と、複数の現場を巡回する仕事では、勤務時間や移動の負担が異なります。
作業の段取り・安全・品質管理の参考:厚生労働省「職業能力評価基準:ビルメンテナンス業」
主な職種・役割
| 職種・役割 | 主な仕事内容 |
|---|---|
| 日常清掃スタッフ | 床、トイレ、共用部分などを決められた手順で清掃します。短時間勤務の求人もあります。 |
| 定期清掃スタッフ | 床洗浄機やポリッシャー(床を洗浄・磨く機械)などを使い、床やカーペットを清掃します。複数の現場をチームで回る仕事もあります。 |
| ガラス清掃スタッフ | 窓ガラスなどを専門に清掃します。高所作業を含む求人では、安全教育、装備、担当する高さや作業範囲を確認してください。 |
| チームリーダー・現場責任者 | 作業に加えて、人員配置、スタッフへの指導、仕上がりの点検、顧客との連絡、作業計画の管理などを担います。役職名と担当範囲は会社によって異なります。 |
清掃スタッフと、電気・空調などを点検する設備管理スタッフは、主な業務が異なります。「ビルメンテナンス」という求人名の場合は、清掃と設備管理のどちらを担当するのか確認しましょう。
職種・役割の参考:厚生労働省「職業能力評価基準:ビルメンテナンス業」
資格・技能検定でどう変わる?
一般的な清掃スタッフの求人には、資格なし・未経験から応募できるものもあります。ビルクリーニング技能検定は、清掃の知識と実技を評価する国家検定です。日本人・外国人を問わず、仕事で身につけた技能を示すために活用できます。
| 資格・等級 | 技能の水準と仕事へのつながり |
|---|---|
| ビルクリーニング技能士3級 | 初級の技能・知識を評価します。日常清掃や基本的な定期清掃を、手順に沿って行う力の証明になります。業務に従事している方、または従事しようとする方が受検対象です。 |
| ビルクリーニング技能士2級 | 中級の技能・知識を評価します。作業手順の作成など、チームリーダーを目指す際の目安になります。実務経験2年以上、または3級合格などの受検要件があります。 |
| ビルクリーニング技能士1級 | 上級の技能・知識を評価します。契約内容に基づく作業計画など、現場責任者に求められる力の目安になります。実務経験5年以上のほか、2級合格後に実務経験1年以上などの受検ルートがあります。 |
| 清掃作業監督者 | 登録事業所で清掃作業を監督する役割です。1級ビルクリーニング技能士や建築物環境衛生管理技術者などが新規講習の受講対象です。資格取得に加えて、監督者講習の修了が必要になります。 |
技能検定には学科と実技があり、等級や保有資格によって受検要件・免除の扱いが異なります。受検前に、その年度の実施案内を確認してください。
資格は採用時の評価や資格手当、責任者への登用に役立つ場合があります。ただし、昇給額や役職は会社の制度によります。受検料の補助、実技練習の機会、合格後の手当まで確認すると、資格を仕事にどう生かせるか判断しやすくなります。
資格・受検要件の参考:全国ビルメンテナンス協会「ビルクリーニング技能士」 / 清掃作業監督者講習
求人票・職場見学で確認すること
- 日常清掃・定期清掃・ガラス清掃のどれを担当するか。トイレ清掃、客室清掃、ベッドメイクなどが含まれるか。
- 固定の建物か複数現場の巡回か。早朝・深夜勤務、移動時間の給与、交通費、作業の人数と休憩時間。
- 洗剤・機械の操作研修、保護具の支給、高所作業の有無、技能検定の受検支援と資格手当。
特定技能でこの仕事を考えている方へ
特定技能の対象業務、日本語要件、技能評価試験はSSW Japan Study Portalで確認できます。
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